
ラグビーの東日本トップクラブリーグ1部が開幕した9月7日、宇都宮VOLT’S(以下、宇都宮ヴォルツ)が足利市総合運動場陸上競技場(足利市田所町)で公式試合を行った。
1967(昭和42)年に「白楊クラブ」として発足した社会人ラグビークラブが前身の宇都宮ヴォルツ。2011(平成23)年に現チーム名へ改称し、2015(平成27)年から東日本トップクラブリーグ2部に参戦。2022年に2部リーグで初優勝を果たし1部に昇格した。昨シーズンは1部リーグで2位となり全国大会に出場。ベスト4入りを果たした。今季も新戦力を加え、3季目での初優勝を目指す。
この日は、午前に地元の子どもたちが参加するラグビースクールの交流戦が行われ、会場は朝早くから活気に包まれた。13時から始まった初戦は、三鷹オールカマーズと対戦し、宇都宮ヴォルツが81-14で快勝した。
会場には家族連れやラグビーファン、ラグビースクールの子どもたちの姿が見られた。私設応援団メンバーの荒川智晴さんは「元日本代表選手も在籍していて、レベルの高い試合が見られるので、子どもたちにもぜひ見てほしい。観戦無料なので、近くで試合があるときなどは一緒に声を出して応援してもらえたら」と話す。