「足利っ子 わいわいフェスタ17」が11月3日、足利市民プラザ(足利市朝倉町)で行われた。
同イベントは、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約「子どもの権利条約」の精神にのっとったという子どもが主役の文化祭。2005(平成17)年にスタートし、毎年文化の日に当たる11月3日に開催している。子どもたちを対象に店の企画・運営や、働いて報酬を得る仕事体験を提供する。
当日は、市内の学童クラブ関係者などが運営する模擬店や、子どもが店員の「こどもマーケット」が出店した。会場内に設けられた「こどもステージ」では、子どもたちがダンスなどのパフォーマンスを披露した。
会場には多くの親子連れが訪れ、模擬店の食事や「こどもマーケット」での買い物、「射的」「輪投げ」など手作りのゲームを楽しんだ。店員として働く子どもたちや、イベント内通貨「わいわい」で買い物をする子どもたちの姿も見られた。
初めてイベントに参加した小学1年生の児童は「楽しかった」と目を輝かせた。小学6年生の児童は「中学生ボランティアや大人の人たちと協力したお店にたくさん人が来てくれた。商品が完売してうれしかった」と話した。