足利の犬専門のペットサービス「いぬのほいくえん Mammy's House(マミーズハウス)」(足利市福居町、TEL 0284-73-5077)が11月1日、オープン半年を迎えた。
店長の大森絢也(じゅんや)さんは、足利市出身。埼玉県で会社勤めをしていたが、昨年10月、同店オープンのために足利へUターンした。オープンのきっかけについて、大森さんは「元々犬が好きだったが、近所に欲しいと思えるサービスがなかったため、自分で施設を作ろうと思った」と話す。愛犬飼育管理士や家庭犬トレーナー、セラピードッグトレーナーの資格を取得し、5月1日、同店をオープンした。
同店は、飼い主が仕事などで家にいない日中に家庭犬を預かる。預かり犬には、ドッグラン場で他の犬と社会性を育む遊びやトレーニング、運動、食事、昼寝などをして過ごしてもらう。日中預かりのほか、ペットホテルとして宿泊預かりも受け付ける。大森さんは「知らない場所にいきなり泊められると、犬もストレスを感じてしまう。日中預かりに通い場所やスタッフに慣れることで、宿泊預かりの負担を軽減できる」と話す。
利用は予約制で、飼い主の身分証明書や犬のワクチン接種証明書などの提出を求める。日中預かりの料金は、1日=3,000円、月8日=2万円)、月12日=3万円、月20日=4万5,000円。宿泊預かりの料金(1泊当たり)は、小型犬=3,500円、中型犬=4,500円、大型犬=6,000円。
大森さんは「飼い主から『通うようになってから、ドッグランなどで他の犬と遊べるようになった』という話を聞く。飼い主からの相談なども受け付けるので、一度見学にだけでも来てもらえれば」と話す。
営業時間は9時~19時。