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足利で子ども向けプログラミングクラブ 子どもたちの「やってみたい」をサポート

作った作品を見せ合う参加者

作った作品を見せ合う参加者

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 子どもを対象としたプログラミングクラブ「CoderDojo(コーダー道場)足利」が7月23日、コワーキングスペース「マチノテ」(足利市伊勢町)で開催された。

CoderDojo足利、会場の様子

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 「CoderDojo」は、2011(平成23)年にアイルランドで始まった、非営利で運営される子どものためのプログラミングクラブ。世界で2000カ所以上、国内200カ所以上で開催されている。足利市での開催は初めて。栃木県内では5カ所目となる。道場では運営者を「チャンピオン」、参加する子どもたちを「ニンジャ」、子どもたちをサポートする人を「メンター」と呼ぶ。

 参加した男女5人の「ニンジャ」はスクラッチやマインクラフトなど、それぞれが選んだアプリケーションでプログラミングに取り組んだ。つまずいたり、分からないことがあったりすると「メンター」がアドバイスした。最初は緊張していた子どもたちも、時間の経過とともに打ち解け、互いの作品を見せ合ったり、自作のゲームに挑戦するよう勧めたりする姿が見られた。

 CoderDojo古河(茨城県古河市)のチャンピオンでメンターとして参加した高井和之さんは「古河の近くにCoderDojoができたのがうれしくて参加した。初回から5人も参加しており、雰囲気もいい。ゆったり続けていってほしい」と話す。小学2年のニンジャは「最初は知らない人ばかりで緊張したが、とても楽しかった。次回も参加したい」と笑顔で話した。

 CoderDojo足利のチャンピオン、山田雅俊さんは「初めての開催でどうなるか不安だったが、子どもたちが楽しそうに過ごす様子を見て安心した。子どもたちの自主的な取り組みにメンターが一緒に取り組むため、どうしても少人数になってしまう。運営を続けることでニンジャはもちろんのことメンターも増やしていきたい」と話す。

 開催は月1回。参加無料。参加申し込みはウェブサイトで受け付ける。

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