ドーナツ店「imaru(イマル)」(足利市本城3)が8月10日、オープンした。
足利市出身の店主、小椋ちひろさんは、市内の給食用パン製造場で工場長として働く。給食用のパン製造は夜勤のため「空いた時間に自分の店を開業したい」と決意し、1年ほど前から準備を進めてきた。
店舗は、知人の材木店だった空き店舗を、自身で半年間かけてリノベーションした。店名は、「好きなものを食べて今を生きられたら」という思いで、「今を生きる」を略して「イマル」と名付けた。
ドーナツについて小椋さんは「イーストを使うことでふんわりしたパンのような食感になるが、発酵による時間と手間がかかる。イーストの扱いは経験と自信があるので、これまで足利にはないイーストドーナツの専門店を作ろうと思った」と話す。
ドーナツはテイクアウトのみで常時10種類、日替わりメニューも用意する。変わり種メニューとして「ブリュレ」や低温でじっくり焼き上げる「ココナッツ」、「ジェノベーゼ」なども並ぶ。
小椋さんは「朝ご飯に、おやつに、出かける時の手土産にしてもらい、長く愛される店にしていきたい。卵を使っていないドーナツも多く並んでいるので、アレルギーのある方は店員に聞いてほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~17時(無くなり次第終了)。駐車場あり。