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足利市立美術館で子ども向けワークショップ 海の生き物アクセサリー作り

「大きな海」をイメージして並べた完成作品

「大きな海」をイメージして並べた完成作品

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 ワークショップ「プラ板で海の生きものをつくろう」が6月12日、足利市立美術館(足利市通2)で開かれた。

製作工程を説明するアーティストの山崎小枝子さん

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 ワークショップは「子どもが気軽に参加できる」ことを目的に「足利チャイルドあーとくらぶ」がアーティストを講師に招き、年2回開催している。

 今回は、講師に東京都出身・在住のアーティスト、山崎小枝子さんを招き、プラ板で海の生き物を作り、並べて飾ることで大きな海の風景を作った。この日は小学1年~6年の子ども19人が参加した。

 子どもたちは、プラ板に紙やすりをかけ、マーカーや色鉛筆で着色した後、トースターで焼いて作品を作った。できあがった作品にはブローチの金具やひもをつけ、アクセサリーとしても使うことができるようにした。

 最初は緊張していた子どもたちもすぐに製作に熱中し、海の生き物を描いたアクセサリーを思い思いに作っていた。最後は海をモチーフにした山崎さんの作品「抱けない子供」の上に子どもたちの作品を並べ、記念撮影を行った。

 山崎さんは「みんなが積極的に参加してくれてうれしい。海の生き物を作ったことで、生き物が暮らす海の環境を想像してほしい。アクセサリーを使うことで『環境を守れるのは人間なんだ』と考えてもらえたら」と話す。

 参加した小学3年生の本間陽葉里さんは「パンが焼けたときの音がして、プラ板が縮むのが楽しかった。こうやってアクセサリーが作れるんだと思った。かわいい物ができてうれしい」と笑顔を見せていた。

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