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足利に韓国ショップ「カカオマート」 食品400種、化粧品や韓流雑貨も

「KaCaoMart(カカオマート)」田部田富久社長

「KaCaoMart(カカオマート)」田部田富久社長

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 韓国の食材や化粧品、雑貨を取り扱う「KaCaoMart(カカオマート)」(足利市葉鹿町)がオープンして1カ月がたった。

「KaCaoMart」外観

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 同店は浴用ボディータオルを製造する「タツネ」(葉鹿町)本社工場移転によって空いた建物を利用した。「タツネ」が1963(昭和38)年の創業以来培ってきた韓国との交友関係を生かし、現地から直接商品を輸入する。

 タツネの田部田富久社長が、新型コロナによりインバウンドが減少し日韓文化の交流が少なくなったことを危惧し、空いた工場の再利用を検討するタイミングと重なったことから店舗へのリニューアルを企画した。葉鹿エリアで韓国の商品を扱う店がなかったことも出店の理由となった。

 店名は、韓国語で「近い」「身近」を意味する「カカオ」に由来する。店内には菓子類や、本場キムチ、レトルトなどの食品約400種のほか、化粧品や雑貨などが並ぶ。イートインスペースを併設しており、店内の商品をその場で味わえる。

 オープンから1カ月、SNSなどで話題となっているという「地球グミ」(300円)などを目当てに、友達同士で訪れる小学生や、県外からの親子連れが多いという。田部田社長は「近隣にはあまりない商品を取り扱っているので、出店による地域の活性化を期待している。今後は韓国だけでなく、アジア各国の食品を取り扱っていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時。火曜定休。

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