足利市教育委員会、足利文化協会が主催する「令和3年度足利市民文化祭優秀作品展」が1月15日、足利市立美術館(足利市通2)で始まった。
同展は、2021年10月~11月に開催した「足利市民文化祭」に出展された日本画・洋画・写真・短歌・川柳の5部門の中から、「文化祭賞」「教育委員会賞」「文化協会賞」「奨励賞」の作品20点を展示するもの。
15日に行われた表彰式では、8部門の23人、2団体が受賞した。来賓として出席した早川尚秀足利市長は「受賞を契機にさらに精力的な活動に励まれ、足利市の文化がますます盛んになることを願う」とあいさつした。日本画部門の「文化祭賞」を受賞した板倉町の大美賀和子さんは「群青の地に、鮮やかな色彩を表現するため繰り返し色を重ね描いた。時間をかけ取り組んだ作品。受賞し本当にうれしい」とほほ笑んだ。
同協会の久保田健一会長は「コロナ禍だが開催でき、うれしく思う。厳しい状況の下、一つ一つの作品に制作者の心が投影されており、今回も見応えのある作品がそろった。ぜひ多くの方に見てほしい」と来場を呼び掛ける。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。観覧無料。足利市民文化財団所蔵品展を同時開催。今月30日まで。