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足利の洋食店「デリス」が20周年 フランス料理店で修業の夫婦、経験生かし

「DELICE」の店主木村裕行さんと瑞穂さん

「DELICE」の店主木村裕行さんと瑞穂さん

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 足利の「洋風料理DELICE(デリス)」(足利市田中町、TEL 0284-72-9990)が7月1日、オープン20周年を迎えた。

「DELICE」看板メニュー「国産牛煮込み(ビーフシチュー)」(ランチ)

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 店主の木村裕行さん・瑞穂さん夫婦は共に、群馬県桐生市にあるフランス料理店「シュマンドール」などで10年以上修業を重ね、2001(平成13)年に同店を開いた。店名の「デリス」はフランス語で「満悦」「喜び」「きわめて美味なもの」という意味があり、裕行さんは「食事をして、幸せな気持ちになって、笑顔になってもらいたい」と店名に込めた思いを話す。店舗面積は18坪、席数は22席。

 主なメニューは、「国産牛の煮込み(ビーフシチュー)」(1,848円)や、ソースをデミグラスソース、ガーリックソース、マスタードソースから選べる「ハンバーグ」、「たらばがにクリームコロッケ」「赤城もち豚ロースソテー」など。「20年変わってない」というデミグラスソースは10日間かけて煮込む。ケーキなどのデザートは瑞穂さんが手掛ける。ランチ、ディナー共にセットを提供しているが、単品でも注文できる。予約に応じ、「肉」「魚」などのコース料理、テークアウトにも対応する。

 20周年を迎えて木村さん夫婦は「オープン当初は子どもたちが幼く、両親や周りに支えられながら店を営むことができた。体調を崩し、数カ月休業したこともあるが、2人でこれからも無理なく笑顔を絶やさないようにしていきたい。当店で食事してもらっている間は、すてきな時間を過ごしてもらえるようにしたいし、笑顔にもなってもらいたい」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時、ディナータイム=17時~21時(緊急事態宣言期間中は19時30分ラストオーダー、20時閉店)。火曜定休。月曜はランチタイムのみ営業。

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