「チャレンジ!子ども司書『子ども司書体験講座』」が8月6日、足利市立図書館(足利市有楽町)で行われた。
同講座は、司書の体験を通して子どもたちが図書館を身近に感じ、読書活動への意欲を高めることを目的とした取り組み。昨年度は新型コロナウイルスにより中止となっていたため、2年ぶりの開催となる。感染症対策のため例年の約半分の定員で行った。
市内の小学4年生1人、5年生2人、6年生3人の計6人が参加した。児童らは、館内の見学や図書の整理、カウンター体験のほか、お薦め本のPOP作り、本の修理などを体験。講師を務めた図書館職員の話に、熱心に耳を傾ける児童たちの姿が見られた。
同館職員の荒川美千代さんは「一日を通してじっくり体験できるイベント。子どもたちに図書館や本に触れてもらう良い機会だと思うので、これからも続けていきたい」と話す。
参加した小学4年生の男子児童は「楽しかった。図書館見学が一番面白かった。また来てみたい」と話していた。
講座内で児童が制作したPOPは8月25日まで、掲示予定。