足利市が10月21日、地図を見ながら目的のチェックポイントを探し、写真を撮影して回るアウトドアスポーツイベント「第1回 足利学び舎(や)観光 ロゲイニング」を開催した。
チェックポイントとなった「鑁阿寺」。参加者は地図を読み戦略を考え、目的地を目指して歩いた
足利の街並みを楽しむと同時に運動や健康意識向上のきっかけづくりを目指す「スマートウェルネスあしかが」を推進する市の職員が、昨年12月神奈川県鎌倉市の「第7回鎌倉観光ロゲイニング」に参加しイベントを実際に体験。鎌倉はじめ全国で観光ロゲイニングなどを企画・運営する「かまくRUN(スポーツライフパートナー)」の運営協力の下、実施された。
スタート会場となった友愛ホール(足利市通3)で11時に競技が開始。参加者約250人が主催者からルール説明を受けた後、地図を基に市内にある40カ所のチェックポイントを回る作戦を立てて出発。家族や友達など2~5人で構成された各チームは、制限時間内でチェックポイントを巡りながら写真を撮ってポイントを獲得し、合計得点を競った。
爽やかな秋晴れの中、上位入賞を狙い走って移動する人や、のんびり観光を楽しむ家族など、それぞれがスポーツや観光として楽しんだ。競技終了後に「ファミリーの部」「ウォークの部」「一般の部」の参加部門別に表彰式が行われ、合計得点の上位3チームに表彰状と賞品が授与された。
子どもと2人で参加した市内在住の男性は「今回ロゲイニングに初めて参加した。子どものペースに合わせて歩いたが、天気も良かったし普段行かない所にも行けて良かった。楽しかったのでまた参加したい」と話した。