見る・遊ぶ 買う 学ぶ・知る

足利市が「ロケ飯マップ」発行 市内撮影時にロケ弁を提供した飲食店など紹介

「ロケ飯(はん)マップ」を手にする中村広菜さん

「ロケ飯(はん)マップ」を手にする中村広菜さん

  • 87

  •  

 足利市が4月29日、市内での撮影時に提供するロケ弁当を紹介する「地域おこし協力隊が選んだロケ飯(はん)マップ」を発行した。

「あしかがをたのしむ発見!飲食充マップフェスタ」開催中のAidacco

[広告]

 マップを担当した同市「地域おこし協力隊」の中村広菜さんは東京都出身。2018(平成30)年に開催された「今日から俺は!!」のロケ地バスツアーに参加したことがきっかけとなり、協力隊に応募。2019年8月から協力隊メンバーとして、撮影誘致と映像産業化に向けた「映像のまち構想」推進のほか、移住・定住の促進に関する活動に取り組んでいる。

 マップでは、市内の代表的なロケ地6カ所と、「ロケ飯」を提供した8つの飲食店を紹介しており、「お店ならではのここだけロケ地エピソード」も添える。制作には約2カ月を要し、デザインや写真撮影を中村さんが担当した。以前からロケ弁を紹介してみたいと考えていた中村さんは「今はコロナ禍で飲食店も大変な時だが、テークアウトであれば利用しやすい。ロケ弁で世話になっている飲食店に恩返しができたらと考えた」と話す。

 マップ発行記念として今月30日まで、「あしかがをたのしむ発見!飲食充マップフェスタ」をJR足利駅内の足利市移住・定住相談センター「Aidacco」で開催。これまで市内で発行された飲食店やロケ地紹介マップ、市内で撮影された作品、出演者の直筆サインなどを展示している。

 中村さんは「足利は『映像のまち』として、さまざまなドラマや映画の撮影が行われているが、それを支えるロケ弁の存在については知らない人が多いのでは。支えてくれる飲食店があることを知ってもらえたら。あの撮影隊や、あの俳優も食べた足利の味を楽しんでほしい」とマップの利用を呼び掛ける。

 マップは2000部発行。「太平記館」(伊勢町)、足利観光交流館「あしナビ」(南町)、市役所ロビー、「ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが」(大月町)、「Aidacco」で入手できる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース