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ポスターで投票呼び掛け 足利のデザイナーが制作、全国の選挙に対応

「投票することが声を届けることになる」というメッセージを込めたポスター

「投票することが声を届けることになる」というメッセージを込めたポスター

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 足利市在住のグラフィックデザイナー惣田紗希さんが、選挙の投票を呼び掛けるポスターを制作し、公開している。

足利市内の飲食店に貼られたポスター

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 同市出身の惣田さんは2013(平成25)年、東京都からUターン。同市で開催されている「あしかがアートクロス」のイラストを担当するほか、書籍や雑誌、CDジャケットなどのデザインなど多方面で活躍するグラフィックデザイナー・イラストレーター。

 選挙のイラストを制作するのは、2013(平成25)年の参議院議員選挙から9回目。2011(平成23)年の東日本大震災をきっかけに政治に興味を持つようになった惣田さんは、選挙に興味のない友人たちと話すうちに、「選挙があるということ、投票を忘れないでほしい」というメッセージを込めて、待ち受け画像を作りSNSで公開した。

 惣田さんは「自分の住む街の選挙に、たくさんの人が興味を持ち、投票率が少しでも高くなることで、『市民は自分の住む街に関心をもっている』ということが伝われば。個人のメッセージを行政や政府に伝えることは難しいが、選挙で投票することは、その声を直接届けられる機会になる」と話す。

 足利市長選挙のある4月25日は、全国72カ所で選挙が行われることから、「足利市長選挙」と限定的な名称を入れず、全国の選挙に対応するように作ったという。ツイッター、インスタグラムから無料でPDF画像のダウンロードが可能(25日まで)。セブン-イレブンのネットプリントは1枚60円でプリント可(27日まで)。

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