バナナジュース専門店「ばなな王国JR足利駅前店」(足利市伊勢町1)がオープンして1カ月が過ぎた。
東京都内で観光業を営む「Ocean International」が新たに飲食部門を立ち上げて経営する同店は、群馬県桐生市に本店を構える「ばなな王国」のフランチャイズ店。栃木県では初めての出店となる同店は本店に次いで2番目にオープンした。バナナは、フィリピン共和国のミンダナオ島、標高500メートルを超える高地で栽培した、甘味が特徴の「甘熟王」を使用。1週間ほどかけてバナナを熟成させ、加糖なしでも甘さやうま味を感じられるよう、「ベストな状態になってから商品に使っている」という。
開店して1カ月。来店客は子どもから高齢者まで幅広く、学校帰りの学生や会社員、観光客なども訪れるという。店内の黄色と緑の壁にはバナナと赤いハートを描き、撮影スポットになっている。市内の高校に通う西川悠聖さんは「以前から気になっていて、友達と『行ってみよう』と話していた。おいしかったので、今度ほかの友達も誘ってまた来店したい」と話す。
店主の牧山智仁さんは「新型コロナウイルスの影響で、当初想定していた来店者数よりは少なくなってしまったが、幅広い年代の方に訪れていただいている。9月1日から販売するタピオカドリンクなど、今後も新しいメニューを開発していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~21時。