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足利商工会議所の写真コンクールで小学生が入賞 父親の一眼レフで撮影

入賞した「足利の街並み」

入賞した「足利の街並み」

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 「第25回 ロマンチック・タウン・足利写真コンクール」で、市内在住の小学5年、上原友里菜さんの作品が佳作に選ばれた。

賞状を持つ上原さん

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 足利商工会議所主催の同コンクールは1995(平成7)年に始まり、今回が25回目。応募総数は172点。題材は「ロマンチック・タウン・足利」をテーマに、新しい足利の魅力にあふれた都市的風景やストリートファニチャー、店や工場などに加え、中心市街地の「魅力的なスポット」など、足利の都市的なイメージをプレゼンテーションできる作品。応募資格は特に無く、入賞作品は商工会議所の機関誌に掲載する他、ポストカードやポスターなどにも使われる。

 上原さんは以前から携帯電話のカメラでよく撮影していたが、2019年の冬頃から父親の一眼レフカメラでも撮影するようになった。同年12月には、コミュニティーカフェ「マチノテ」(足利市伊勢町)主催の「冬休み直前こども写真ワークショップ」に参加。講師から「写真展に出展してみても良いのでは」と勧められたことがきっかけで、応募を決めたという。

 写真は、鑁阿寺や西渓園など約20枚を撮影し、家族や知人らと共にその中から3枚を選び出展。今回選ばれたのはそのうちの一枚で、織姫神社に登った際に撮影したもの。上原さんは今回の受賞について、「初めて写真展に参加して、まさか入賞するとは思っていなかったので本当にびっくりした」と振り返る。

 新型コロナウイルスの影響により、作品の展示は中止。ポストカードや商工会議所カレンダーへの使用、「会議所ニュース」5月版への掲載は予定通り行われる。

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