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足利で孫と一緒に楽しむ「いくじい☆いくばあ講座」 市が孫育て応援

昨年開催の様子

昨年開催の様子

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 孫育て講座「いくじい☆いくばあ講座」が8月25日から、北幸楽荘(足利市江川町)で開催される。

孫育てが子どもの豊かな人間性を育む

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 今年で3回目となる同講座は「祖父母と孫が一緒に造形や遊びなどを楽しむことで『祖父母自身の生きがいづくり』につなげること」「地域の子育て支援、世代間のコミュニティーを再生すること」を目的として始まり、毎年8月~11月ごろに開催している。本年度の開催日は8月25日、9月8日・22日、10月13日・27日の全5回。時間は10時~12時。

 全5回の講座では、遊び、ダンス、運動遊び、ボール遊び、全身を使ったゲーム、祖父母対象の「孫育て講座」では絵本の楽しみ方、孫との関わり方や子育ての新常識、子どもの発達やけがの対処法など、「孫育て」に役立つ幅広い知識を学ぶ。幼児対象の「作って遊ぼう」では、手作りうちわやボウリングなどを作る。

 講師を務めるのは足利短期大学こども学科教授はじめ、公認スポーツ指導者、保健師、栄養士、元プロサッカー選手や、市内保育所長を退職した保育経験豊富なベテラン保育士で構成される「三世代サポート応援団」など。足利短期大学こども学科の学生ボランティアも協力する。

 足利市元気高齢課担当者は「おじいちゃん、おばあちゃんには、『困ったときの手』だけではなく、一緒に過ごすからこそ伝わること、担える役割がたくさんある。お孫さんと一緒に遊んで、孫育てを学んで、自らの健(けん)幸(こう)と生きがいになれば」と参加を呼び掛ける。

 参加対象は足利市在住の3~6歳の幼児とその祖父母(子育てに関心のある大人のみも可)で、定員は約40人。参加費は1家族1,000円(幼児無料)。問い合わせ・申し込みは足利市健康福祉部元気高齢課(TEL 0284-20-2153)まで。

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