あしかがフラワーパーク(足利市迫間町)の藤から抽出したエキスを配合したフェースマスク「栃木ルルルン(藤の花の香り)」が12月1日、栃木県内限定で発売された。
販売するグライド・エンタープライズ(東京都渋谷区)は「ルルルン」ブランドでフェースマスクを展開しており、2019年3月までのシリーズ累計販売枚数は約10億枚。同ブランドの商品は、日本国内・海外合わせて2万店以上で販売されている。
フェースマスクシリーズ「旅するルルルン」は地域特産品などを意識した地域限定商品で、「北海道ルルルン(ラベンダーの香り)」「沖縄ルルルン(シークワサーの香り)」「ハワイルルルン(ポリネシアンの香り)」など、観光地の土産品として徐々に種類を増やしている。同商品は「栃木ルルルン(とちおとめの香り)」に続く栃木限定商品。
オリジナルの藤のエキスは、「あしかがフラワーパーク」で育てられた藤の花、葉、茎を使っている。同園は、毎年4~5月にかけて開催される「ふじのはな物語」や冬のイルミネーション「光の花の庭」などで知られる市内有数の観光スポット。同園にある大藤4本と800メートルの白藤のトンネルは、栃木県天然記念物に指定されている。
同社取締役の佐藤すみれさんは「あしかがフラワーパークの藤の花は、日本国内だけではなく、海外の人も見に訪れる素晴らしい景色なので、商品を通して伝えたい。たくさんの人を魅了する美しい藤の花を、藤の花の香りとともに感じてみてほしい」と話す。
価格は5袋セット(1袋1枚入)1,650円。同園を含む栃木県内25カ所の取扱店で販売する。