「アートリンクinあしかが2019 MAP & 秋の展覧会スケジュール」の配布が始まった。
同紙はアートを楽しむためのフリーペーパーで、4月、10月の年2回発行している。宇都宮のイラストレーター、アライマリヤさんのイラストで、足利市立美術館をはじめとした市内の美術館・ギャラリーをコメントと共にマップにまとめている。最新号では7月にオープンした「artspace & cafe」(足利市通2)を含む15カ所を掲載、裏面は10~12月の展覧会スケジュールになっている。
制作・発行に関わる「アートリンクinあしかが事務局」の篠原誠司さんは「点在するギャラリーをコンパクトにマップにまとめることで、街歩き、ギャラリー散策に役立ててもらえれば」と話す。マップ発行以前、市内に美術館・ギャラリーは多数あったものの交流は無く、お互いの面識はほとんど無かった。2013年9月、当時の足利市立美術館長が、ギャラリー同士のつながりを呼び掛け制作がスタートし、今号で6年目を迎えた。ギャラリーがたくさんある街=文化のある街として、街の活性化への期待も込める。
篠原さんは「一般にギャラリーはどこも入りづらい印象がある。マップを持って回ることで、アートを鑑賞しに来たことが分かり、温かく迎えてもらえるはず。マップを片手にギャラリー散策をしてみては」と呼び掛ける。
マップは、掲載している美術館・ギャラリーのほか、ウェブサイトに記載の協力施設に置いている。