足利のカフェ「Cafe Labo HAMADA」(足利市通2)が10月3日で5周年を迎えた。
CD、アナログレコード、文房具や雑貨を扱う「プラザハマダ」に併設するカフェ。表通りのガラスに面したカウンターや2人掛けのテーブルなど18席があり、コーヒーをはじめとしたドリンク、パンケーキやアップルパイなどのデザートを提供するほか、カレーやオムライスなど食事もそろえる。店主の浜田陽一さんが「どんな風にすれば街を歩く人が入りたくなるかを意識した」という店内には雑貨や本を並べ、同市が取り組む「映像のまち」関連のロケ地になることもある。店舗横の窓からは、オリジナル商品「音符カステラ」をテークアウトすることもできる。
浜田さんは100年以上にわたり、同市の県道67号沿いで商売を続けてきた企業の4代目。自ら毎日厨房に立つだけでなく、最近ではミントやバタフライピーなど、新しい食材を取り入れたメニュー開発にも積極的に取り組む。「開店時、フードメニューを出すために新たに店内に調理場を設けた。調理に関しては全くの素人。一からのスタートだった」と振り返る。
浜田さんは「皆さんのおかげでいつの間にか5周年を迎えることができたという印象。今後も、子どもから大人までがゆっくり休み、軽い食事を楽しむことができる『まちなかのフードコート』のような存在でありたい」と話す。
営業時間は10時~19時。月曜定休。