9月3日に投稿された、自宅にアーケードゲーム「maimai(まいまい)」を搬入する@hatunemixさんの動画がツイッターで2500「いいね」を超え、話題となっている。
足利市在住の@hatunemixさんは3児の父でもある深津健一郎さん。今年3月から半年ほどかけて自宅にアーケード専用のゲーム機をそろえ「おうちゲーセン」を作った。「maimai」をはじめ、「pop'n music」「GROOVE COASTER」といったアーケード版音楽ゲームを多くそろえている。「音楽ゲームはソフトが販売されているものと違い、ゲーム機の形があって初めて遊べるもの。音楽ゲームを狙ったわけではないが、『せっかく買うなら』と、ゲームセンターでしか遊べない機種をそろえた」と深津さんは話す。
子どもの頃から「ゲームセンターの機械が家にあったら楽しいだろうな」と思っていたという深津さん。その思いは現在になっても変わらず、ツイッターで情報を集めながら実現に至った。重量のあるゲーム機だが、元々、床下がコンクリートのシアタールームだった部屋を「おうちゲーセン」としてリフォーム。ゲーム機は中古を購入し、5万円くらいのものから、高くて35万円。ゲーム機にかかった費用は100万円ほどだという。深津さんは「電気代についてよく質問されるが、1時間2.7円~3円ほど。皆さんが心配するほどではない」とほほ笑む。
一般開放はしていないが、休日は友人やツイッターで知り合ったフォロワーがゲームを遊びに訪れる。海外からのリアクションも多く、日本に勉強や仕事で来ているロシアや中国出身の外国人も遊びに来るようになった。遊びに来た人たちのために、9月中に自宅の外に飲み物や食品の自販機を設置する予定だという。