「青年海外協力隊帰国報告会~ホンジュラス・ニカラグア・グアテマラ編~」が8月11日、生涯学習センター(足利市相生町1)で開かれる。
主催は足利市国際交流協会で、足利市に関わりのある青年海外協力隊の隊員が帰国した際に報告会を開いている。2007(平成19)年以降、足利市在住の青年海外協力隊は9人、シニア海外協力隊は1人が派遣されている。今回講演するのは中米各地で活動し、3月に帰国した永倉草(そう)さんと清水美生(みお)さん。
足利市内の小学校に勤務していた永倉さんは、小学校教育隊員として算数を教える教員の指導力向上を助けるため、2017(平成29)年6月にニカラグアに派遣された。しかし情勢が悪化したため一時帰国し、その後グアテマラに派遣。足利市出身の清水さんは、2017(平成29)年3月から数学教育隊員としてホンジュラスに派遣され、数学教師の指導力向上のために活動した。
同協会書記の宮崎桂子さんは「青年海外協力隊としての活動の苦労ややりがいについてじかに聞くことができ、身近ではない国々の文化や生活について知ることができる。夏休み期間中なので、中学生や高校生などの学生に特に聞いてほしい」と話す。
開催時間は13時30分~15時。入場無料。