鑁阿寺西門前のカフェ「八蔵(はちくら)」(足利市家富町)が4月13日、オープン1周年を迎えた。
同店は「つかっていいもの たべていいもの そんなあたりまえを 大切に」をコンセプトに、足利出身の店主・梁川健人さんが妻の理紗さんと二人三脚で店を切り盛りする。屋外でのイベントや、足利の古民家で行われるイベントなどに精力的に参加。店内でイベントやワークショップも行う。
梁川さんは世田谷に本店のある「堀口珈琲(コーヒー)」で修業した後、開業資金をためながら「出張喫茶八蔵」を立ち上げ経験を積んだ。妻の理紗さんは、世田谷のカフェ「ヨウケル舎」で勤務しながら梁川さんと出張喫茶で経験を積んだ。店で提供しているケーキは全て理紗さんの手作り。
20日、21日に和泉屋(通3)の2階で1周年イベントを開く。記念ノベルティーも数量限定で用意。福島屋(菅田)の菓子や、「余白」(東京都台東区)の衣類販売、古美術品・古道具の商いをしている中村商店(新宿)などを取り扱う。
梁川さんは「さまざまなイベントを行い、とにかくスピード感のある1年だった。そんな濃い1年を過ごせたのは八蔵に関わる皆さんやお客さまのおかげ。でもまだ最初の1年が終わったばかり。これから先しっかりと続けていけるよう精進したい」と話す。
営業時間は11~20時。月曜定休。