足利市民吹奏楽団第42回定期演奏会が3月3日、足利市民会館(足利市有楽町)で開催される。
1971(昭和46)年に結成された同楽団は現在約60人の社会人を中心に、年に2回、足利市民会館で行われる演奏会のほか市内で行われる音楽祭や市主催の行事へ参加している。年に1度の定期演奏会は今年42回目となる。
演奏会の第1部ミュージカル・スペシャル・フィーチャーは「ノートルダムの鐘」「オペラ座の怪人」「マイ・フェア・レディ」「エビータ」「サウンド・オブ・ミュージック」と、ミュージカル曲特集。第2部はムソルグスキーの「展覧会の絵」を演奏。市内在住の声楽家・小島藤夫さんが曲のモチーフとなった絵や、背景などを曲の合間に話す案内人を務める。
同楽団事務局の齋藤雅子さんは「ミュージカルは、映画化されたものやロングランが続いているような、特に皆さまに聞き覚えのある作品を選んだ。『展覧会の絵』は案内人の話を楽しみながら聞いてほしい」と来場を呼び掛ける。常任指揮者の齋藤俊也さんは「吹奏楽というジャンルにこだわらず、素晴らしい音楽を取り上げてきた。これからもいつでもすてきな音楽を届けていける団体でいたい」と話す。
13時開場、13時30分開演。入場料は前売り=800円、当日=1,000円。問い合わせは足利市民吹奏楽団事務局(齋藤さん、TEL 0284-73-0670)まで。