「JR両毛線と木村半兵衛」看板お披露目式が1月29日、JR小俣駅(足利市小俣町)で開催された。主催は木村半兵衛顕彰会。
木村半兵衛は小俣村(現同市小俣町)出身の実業家。織物生産地として両毛地域の発展のため両毛鉄道(現JR両毛線)開業に尽力し、全線開通を実現した。開業から130年を記念し、木村半兵衛顕彰会と足利市教育委員会はJR両毛線の歴史と木村半兵衛の功績を示す看板をJR小俣駅に設置した。
木村半兵衛顕彰会会長の清水榮さんは「木村半兵衛の地元である小俣駅に看板を出すことは長年の夢だった。今後も木村半兵衛の名を広く皆さんにお伝えすべく、さらなる努力をしていきたい」と式典で語った。JR足利駅長の太田毅さんは「小俣駅と両毛線とのつながりをこのような看板に残していただきうれしく思う。無人の駅ではあるがしっかり管理していきたい」と祝辞を述べた。