足利の製粉会社「笠原産業」(足利市福居町、TEL 0284-71-3181)で11月3日、「麦わらぼうしフェスタ」が開催される。
同イベントは、2008(平成20)年に始まり今年で14回目の開催。栃木県産を中心とした国産小麦を使った飲食店の出店や体験コーナー、試食ブースなどを設けており、例年約2000人近い来場者が訪れる。新型コロナに伴う中止を経て、おととし3年ぶりに再開し、昨年は1000人以上が来場したという。主催は同社に事務局を置く「麦わらぼうしの会」。国産小麦の魅力を発信し消費拡大を目指す目的で2002(平成14)年に設立され、小麦生産者や製粉メーカー、2次加工業者、消費者などが加盟する。
足利市内含む県内外から、パン、麺類、菓子などを提供する約20店が出店予定。クッキー作り体験(先着100人)や抽選会、天王保育園(福居町)の園児による演奏会も行う。足利を拠点に活動するバレーボール男子クラブチーム「レーヴィス栃木」の選手が来場し、交流やグッズ販売を行う。
同社の穴原聖也さんは「さまざまな商品を食べ比べて、国産小麦のおいしさを存分に楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~14時(開場は10時30分)。入場無料。駐車場は会場とその周辺に4カ所あり、無料シャトルバスを運行する。