足利経済新聞が7月1日、創刊5周年を迎えた。
足利の「地域のグッドニュース」を配信するローカルメディアとして2018(平成31)年7月1日に創刊した足利経済新聞。地域の教育支援やシェアオフィス運営を行うNPO法人「コムラボ」(足利市伊勢町)が運営する。編集部は9人が所属しており、全員がパラレルワーカー(複業家)として、記事の取材執筆や写真撮影などを行っている。
昨年は初の試みとして、職場外研修(OFF-JT=Off The job Training)を受け入れた。市内にある企業の社員2人が参加。記者研修と記事執筆を3カ月間行い、情報収集や情報発信技術などを学んだ。
山田雅俊編集長は「新型コロナの行動制限が解除され、地域のにぎわいが徐々に戻ってきた。長引いたコロナ禍の影響で市内企業や店舗の厳しい話も耳にする。地域の情報もまちの重要なインフラの一つだと思う。これからも情報発信を通して地域を支えていきたい」と話す。