2023年の新年を迎え、足利織姫神社(足利市西宮町)が、初詣客などでにぎわった。
同神社は、1705(宝永2)年足利藩主の戸田忠利が創建、1937(昭和12)年に現在の社殿が建てられた。「織物の町」として1300年の歴史がある足利に鎮座し、天照大神(あまてらすおおかみ)に織物を献上したとされる男女の神様を祭る。自然豊かな景観、産業振興と縁結びのご利益があるとして古くから地元で親しまれてきた。
宇都宮市から夫婦で訪れた青柳勝男さんは「テレビなどで知って、今年初めて来た。由緒ある朱色の社殿は、格式を高く感じる」と話した。
家族連れで市内から訪れた30代女性は「例年は鑁阿寺(ばんなじ、家富町)にお参りをするが、今年は家族で違うところに行ってみようという話になり織姫神社に来た」と話した。