足利商工会議所主催の「第8回 論語かるた大会」が11月24日、足利学校(足利市昌平町)で開催される。
国の史跡に指定されている日本最古の学校「足利学校」がある同市では、孔子の教えである論語教育と論語の普及を推奨しており、市内の小中学校の授業などで論語が取り入れられている。
同会議所は2010年、創立70周年記念事業の一環として「あしかが論語名句選かるた」を制作。小学生への論語の普及と地域交流の一助として、同大会を2011年から毎年開催している。
大会のルールは「ひらがな」絵札を取って競う簡単な「かるた」。論語499章の中から選び作られた41句の論語かるたを使う。参加無料。低学年の部・高学年の部共に定員100人。参加者全員に参加賞、各部の優勝・準優勝・3位入賞者に表彰状と副賞を授与する。
参加者特典として、昨年足利市のキャラクター「たかうじ君」のパッケージデザインにリニューアルした「あしかが論語名句選かるた」を割引価格の850円で購入できる。
同会議所の長島さんは「論語を学べる良い機会となると思うので、昨年出た人も今年初めて挑戦したいと思っている人もぜひ参加してほしい」と話す。
申し込みは電話・ファクス・メールで12日まで。