社会人硬式野球チーム「全足利クラブ」が「第45回全日本クラブ選手権大会」で優勝し、6月11日、早川尚秀足利市長を表敬訪問した。
同クラブは足利市を本拠地に1955(昭和30)年、創部。コロナ禍の影響で2年ぶりの開催となった同大会は決勝が岐阜長良川球場(岐阜県岐阜市)で行われ、「千曲川クラブ」(長野県小諸市)に3-2で競り勝ち、2004(平成16)年以来、17年ぶり11度目の優勝を飾った。
当日は、同クラブの監督、コーチ、選手らが表敬訪問に訪れ優勝を報告。椎名監督は「予想していた以上に選手が活躍してくれた。ずっと勝てない中、応援していただいた結果、優勝で恩返しできたことをうれしく思う。この後、社会人野球日本人選手権があるが、足利の名前を全国に発信できるチャンス。コーチ、スタッフ、選手一同でもう一度頑張りたい」と話した。
早川市長は「コロナ禍で街の空気が落ち込んでいる中、明るく、うれしく、元気が出る、勇気をもらうニュースに感謝している。次の大会での活躍も期待している」と激励した。
同クラブは、6月29日に開幕する「第46回社会人野球日本選手権大会」(ほっともっとフィールド神戸、京セラドーム大阪)へ初出場する。