足利のご当地土産として販売されている「渡良瀬橋クッキー」が5月25日、リニューアルした。
同商品はCD・雑貨店「PLAZA HAMADA(プラザハマダ)」(足利市通2)などを経営する浜田陽一さんと足利市在住のデザイナー鶴見裕也さんが共同で企画した。2013(平成25)年から販売されてきた商品だが今回、パッケージとクッキープリントのデザインを一新。橋の写真と長さなどの説明が書かれた「渡良瀬橋カード」を封入している。
新デザインを手掛けた鶴見さんは「昭和初期、渡良瀬橋が造られたころの足利の風景」をイメージしたという。クッキーのプリント柄は橋が6連構造となっていることにちなんだ全6種。銘仙(めいせん)柄を着た女性や子ども、自転車などを描き、足利市民が橋と共に暮らしてきた様子を表した。
浜田さんは「全国的に有名な『渡良瀬橋』をテーマに、1枚のクッキーを配る際にも土産品として楽しんでもらえるようにした。足利を訪れるお客さまにぜひ喜んでもらいたい」と話す。鶴見さんは「橋から見える美しい夕日が象徴的になるようにデザインした。懐かしい足利の情景を感じてもらえたら」と話す。
価格は15枚入り1,080円。「PLAZA HAMADA」の他、「太平記館」(伊勢町)、「足利観光交流館 あし・ナビ」(南町)で扱う。