ルートインBCリーグ公式戦「栃木ゴールデンブレーブス」ホームゲームが5月15日・16日、足利運動公園野球場(足利市田所町)で開催された。
栃木県小山市に本拠地を置く同球団は、プロ野球独立リーグ・ルートインBC(ベースボール・チャレンジ)に所属する栃木市出身、寺内崇幸監督率いるプロ野球チーム。小山市出身の飯原誉士選手兼ヘッドコーチや成瀬善久選手兼投手コーチ、元横浜DeNA(ディーエヌエー)ベイスターズの黒羽根利規バッテリーコーチ、元メジャーリーガーの川﨑宗則内野手らなどが在籍する。
同市の市政100周年、同球団の若松選手の誕生日を記念し、15日は「市施行100周年!若松聖覇(せいは)が足利市を制覇するでー!~足利市民デー~」と題し、市内在住・在勤・在学者が入場無料となった。今月13日に就任したばかりの早川尚秀足利市長が始球式を務めた。
試合後には若松選手のトークショーとチャリティーオークションが行われ、サイン入りバットや試合球、レプリカユニホームなどが出品された。オークションの落札金は、足利山林火災の復興支援として同市へ寄付された。
15日は「埼玉武蔵ヒートベアーズ」(熊谷市)と対戦し14-2で快勝。16日に対戦した「群馬ダイヤモンドペガサス」(群馬県高崎市)とは5-5で引き分けた。
球場にはユニホーム姿のファンや家族連れ、少年野球チームの子どもたちなどの姿が多く見られ、「楽しかった」「市民デーのイベントで観戦できるのもうれしい。若松選手の誕生日を快勝で飾れて良かった」などの声が聞かれた。