足利で地域の教育支援や施設運営を行うNPO法人「コムラボ」(足利市伊勢町)が7月26日で法人設立10年を迎えた。
同NPOは2010(平成22)年、インターネット放送局「足利テレビ」をスタートし、2012(平成24)年にコワーキングスペース「SPOT3」を開設。2015(平成27)年より4年間、足利市から在宅ワーク講座を受託運営し地域の働き方支援を行ってきた。
設立10年を機に法人のミッションを「地域の新しい『やりたい』を『できる』に変える」に変更した。現在の主な事業は、2018(平成30)年に開設したカフェ&シェアオフィス「マチノテ」と「足利経済新聞」の運営。
代表理事の山田雅俊さんは「これまで何度も活動をやめたいと思ったが、周囲の理解や仲間の助けで活動を続けることができた。10年間の試行錯誤でようやく手応えを感じる事業ができつつある。地域の未来のために継続できる仕組みづくりを強化していきたい」と話す。