8月10日に始まった大相撲陸奥(みちのく)部屋、足利名草合宿の最終日8月19日、「力士ふれあいフェスタin名草」が名草ふるさと交流館(足利市名草上町)で行われた。主催は陸奥部屋両毛後援会、足利・名草ふるさと自然塾運営協議会。
力士との取り組み体験(ちびっこ相撲)にて力士に立ち向かう男児
土俵では7時30分から朝稽古を公開。力士による勝ち抜き相撲や髪結い実演、相撲甚句(じんく)の後、小学生以下の子どもを対象に力士との取り組み体験(ちびっこ相撲)が行われた。子ども連れで来場した大月町の須藤則子さんは「近くで見る取り組みは迫力満点。土俵を下りてからの力士たちの優しい姿も魅力」と話す。
当日は先着500人にちゃんこ鍋が無料で振る舞われ、来場者の長い列ができた。午後からは力士の紹介や余興も。「笑いと歌のバラエティーショー」として元大関霧島の陸奥親方をはじめ、玉川カルテット、笛吹もも香、ピエロクラウンベルによるステージが繰り広げられた。