宝くじスポーツフェア「ドリームサッカー in あしかが」が11月10日、足利市総合運動場陸上競技場(足利市田所町)で開催された。
ドリーム・チームには永島昭浩さん(団長)、木村和司さん(監督)、金田喜稔さんなどが参加。少年少女サッカー教室では各選手が指導に当たった。市内のサッカー教室に通う小学6年の苑田琉碧(そのだるい)さんは「テレビで見た名波選手に褒められたのがうれしい。鈴木選手にシュートのポイントを教わった。今後に生かしたい」と笑顔で話した。
PK戦では岡野雅行さんがハーフウェーラインからの助走でPKを蹴って見事ゴールを決め、観客席から歓声が上がった。
元日本代表ドリーム・チームと足利市選抜チームの対戦では、前半は秋田豊さん、後半は福田正博さんが解説。巻誠一郎さんがヘディングでゴールを決めるなど、5対0でドリーム・チームの勝利となり、約3000人の観客を沸かせた。観戦していた小学4年の上村虎央(こお)さんは「試合中は選手が声を掛け合っていたのがとても印象的だった。やっぱりドリーム・チームは強かった。特に巻選手はヘディングが上手だった」と話した。
足利市選抜チームの井野正行さんは「憧れていた日本代表選手たちと足利で試合ができたことは、本当に夢を見ているかのような時間だった」と振り返った。