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足利学校前で「門前マルシェ」 「ちょっといい暮らし」をコンセプトに

新鮮な食材が並ぶ「ファーマーズテーブル」のブース。その場で調理して食べることもできる

新鮮な食材が並ぶ「ファーマーズテーブル」のブース。その場で調理して食べることもできる

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 「門前マルシェ」が10月6日、足利学校門前石畳(足利市昌平町)で開催された。

雨上がりに来場客でにぎわう石畳通り

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 開催は今回で5回目。歩行者天国となった石畳の会場に衣料品や雑貨、インテリアなどの販売ブース20店が出店した。会場中央の広場には米をメインとした秋の味覚を楽しめる「ファーマーズテーブル」が登場。生産者が持ち寄った旬の食材をその場で調理した。羽釜(はがま)で炊いた3種類の炊きたての新米の食べ比べや、ポン菓子を作る音で会場は沸いた。傍らには「John nakayama torio」によるジャズの生演奏が流れた。

 実行委員会ディレクターの塩見和彦さんは「インテリアならアンティーク、着るものだったら古着など、食材はオーガニック、とスーパーでは買えないものをそろえ、『ちょっといい暮らしをしてみよう』というのがコンセプト」とイベントについて話す。宝物入れワークショップを出店した「made by circus」(群馬県桐生市)店主の松岡有香さんは「朝、雨がかなり降っていたのでどうなるか心配だったが、開始時間には晴れて切れ間なくお客さんに並んでいただいたので良かった」と振り返る。

 イベントの家具設営などにも関わった同市「昭栄家具」の清水佐恵子さんは「食べ物も品物もクオリティーの高い店がたくさん並んでいる。『char coterie a tokyo』のホットドックがおいしかった」と会場を眺めながら話していた。

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