国宝鑁阿寺と織姫神社を結ぶ、足利市・北仲通り周辺の23の飲食店で7月27日、10日間にわたって夏の「足利ほろ酔いウォーク」が始まった。
アルコールドリンクと自慢のおつまみをセットにした「ほろ酔いセット」(1000円)を各店が提供し、参加者は気軽にはしご酒を楽しめる。
北仲通りの空き地で2015年5月に行われた、昼間からワインやグルメを楽しむイベント「北仲路地裏ワイン」の開催がきっかけで始まった同イベント。
酒好きが集まった「酒呑(の)んでいい会」代表の高橋勇さんと、「足利ほろ酔いウォーク実行委員会」事務局の柏瀬誠さんが、「せっかくイベントを行うのだから周辺飲食店も一緒に盛り上がれたら」と、参加者がはしご酒できるよう、ドリンクとおつまみのセットを同一料金で提供することを周辺飲食店に持ちかけた。それが「足利ほろ酔いウォーク」となり、参加者の評判が良かったことから、季節ごとに年4回行っている。
期間中、食事をしたイベント参加店でガイドマップを見せるとスタンプを押してもらえ、3軒はしごすると、先着順で限定の足利銘仙柄デザインのボトルキーパーがもらえる。ガイドマップは「フレッセイ通町店」横に設置した看板や足利商工会議所などで入手できる。
「このイベントは各店が主催者となり自ら盛り上げる。店主によっては、自らほろ酔いメニューの看板を作るなど、各店が楽しみながら取り組んでいる。このイベントがきっかけで新たな店もできた」と柏瀬さん。
営業時間は店によって異なるため、ガイドマップを参照。8月5日まで。