足利市企画政策課は9月15日、シティープロモーション「素通り禁止!足利」プロジェクトによる市民ライター研修を開いた。
昨年10月から活動していた市民ライター第1期生に続き、今年が2期生。同研修を終え、2期生は10月1日から活動を始める。足利のことが好きな15歳以上の市民を対象に、7月にフェイスブック、市報「あしかがみ」などで募集。第2期生として8人が選ばれた。参加者の一人、石川みさきさんは「昨年も興味を持っていたが今年は思い切って応募した。市内だけでなく市外の人にも足利の魅力を知ってもらえたら」と話す。
講座では、足利で活動するNPO法人「コムラボ」(伊勢町)代表理事の山田雅俊さんによる「地域で書くということ」、写真家のグループ「thirdplace」代表の杉戸芳嗣さんによる「すてきな写真の撮り方」、先輩ライターによるアドバイスなどがあった。受講生には地域で記事を書く際の基本的な注意点、撮影のコツや心構えなどを指導したほか、撮影の実技研修では昼食に出された弁当を撮影する場面もあった。
同課の前川美帆さんは「足利ゆかりの旬な記事を発信してほしい。将来的に移住定住につながるような記事を期待している」と話す。