「子どもの権利条約フォーラム2018 in とちぎ」に向けた「プレフォーラム1st. in あしかが」が7月29日、足利市民会館（足利市有楽町）で開催される。

　子どもの権利条約ネットワーク（東京都目黒区）の呼び掛けの下、「子供の権利条約」の普及や、子どもたちの権利が保障される社会の実現に向けて意見交換、交流を行う全国フォーラム「子どもの権利条約フォーラム2018 in とちぎ」の足利開催を前に、足利、宇都宮、那須塩原、日光の順でフォーラムにつながるプレフォーラムを行い、子どもたちを取り巻く現状や支援活動について理解を深める。

　DV被害、不登校、恵まれない家庭環境などの問題を抱える子どもたちのために、県内で自立支援活動している各団体から、仲村久代さん （サバイバルネットライフ、小山市）、星俊彦さん （青少年の自立を支える会、宇都宮市）、芳村寿美子さん（フリースペースひよこの家、高根沢町）を講師に招き、支援活動の話を聞く。

　実行委員会事務局の三田和子さんは「人間関係、勉強、将来のことなど、忙しさと不自由さの中で、小さなきっかけで途端に『疲れてる』『何もしたくない』と、しんどくなる子どもたちの日常。子ども・若者が家や学校などで抱える生きづらさを支えていける『居場所』の必要性を強く感じ、県内で活動している方々の貴重な話を聞くことができる」と話す。

　開催日時13時30分～16時（13時受け付け開始）。参加費は資料代500円。事前申し込み不要。問い合わせはフェイスブックから可。