平成30年度の市民大学足利学校必修講座「子ども探検教室」が7月23日から8月17日にかけて開かれる。
この教室は市内に住む小学校4年生から6年生を対象とし、6月中に参加者を募集。23日の開講式には38人の小学生が足利織姫公民館(足利市通6)に集まった。ものづくりや自然にふれながら創造性や好奇心を養い、心豊かな人間性をつくることを目的としている。同館担当の栗原由佳さんは「子ども探検教室は、さまざまな学校から集まった初めて出会う友達との新しい仲間づくりを担っている。仲良く勉強し、楽しい思い出を作ってもらいたい」と話す。
今回の子ども探検教室は「プロから学ぶ、とっておきの体験」として、出張授業を開いている企業や同館で行われているサークルの講師を招き、授業が組み立てられている。企業による主な授業内容は、ミサワホーム=「教育支援プログラム南極クラス」、カルソニックカンセイ=「クルマとファンとときどきかざくるま」、野村ホールディングス=「まなぼう教室」、常念寺保育園=「1day保育士体験」と、ジャンルもさまざま。
参加した小学生の一人は「楽しそうな授業がたくさんあるので、休まず参加したい」と意欲を見せていた。