学ぶ・知る

足利赤十字病院で子ども向け救急救命講座 災害や救急対応に役立つ体験を

県内赤十字病院で初めてのキッズプログラム

県内赤十字病院で初めてのキッズプログラム

  • 25

  •  

 足利赤十字病院(足利市五十部町)で開催される小学生対象「赤十字キッズプログラム」の申し込み受け付けが7月17日、始まった。主催は日本赤十字社栃木県支部と同院。

人の「いのち」の尊さを考えるきっかけに

[広告]

 日本赤十字社は日本国内の救命率の向上のため、学校授業の中で心肺蘇生とAEDの使い方を学ぶ「児童生徒のためのBLS短時間プログラム」を立ち上げた。しかし普及が進まない現状から、日本赤十字社主催で「赤十字キッズプログラム」として普及活動を行っている。

 今年で5回目となる同プログラムが県南地区で開催されるのは今回が初めての試み。救急法や災害救護を中心とする赤十字事業の体験を夏休みの自由研究等に生かせれば、と夏休み期間に開催する。

 プログラム当日は「搬送体験」「炊き出し体験」「心肺蘇生体験」など、心肺蘇生やAEDの使い方・けがの手当、救急車・病院等の見学、災害時の生活支援を楽しく学びながら体験できる。開催日時は8月19日13時~15時30分。参加無料。

 日本赤十字社栃木支部の浅賀さんは「このプログラムでは、普段見ることのできない病院の中や救急車を見学、心肺蘇生やけがの手当・避難所での支援方法を学ぶことができる。ぜひ家族の皆さんと一緒に参加を」と呼び掛ける。

 希望者は官製ハガキで申し込む(参加者1人につきハガキ1枚。「氏名」「性別」「学年」「住所」「連絡先」を記入し、宇都宮市若草1-10-6 とちぎ福祉プラザ内 日本赤十字社栃木支部宛に郵送)。申し込み締め切りは7月31日(定員30人先着順で締め切り、TEL 028-622-4801

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース