「あしかが子育て応援ネット」(足利市島田町)が、「あしかが いっしょに子育てガイド思春期編2019年度版」を刊行した。足利市内の公立中学校11校と特別支援学校で入学式に配布する。
同団体は2004年に設立。「子育てガイド」をはじめ、親子のくつろぎスペース「しゃんしゃん広場(田中町)」の運営や子育てに関する講座を開いている。子育てガイドは市民や企業・団体からの寄付を元に毎年発行し、今回で16回目。乳幼児期編、学童期編、思春期編の3種類があり、育児に役立つ官民の情報をボランティアが調べ掲載している。乳幼児期編は同市が買い上げ、厚生労働省の「こんにちは赤ちゃん事業」で各家庭へ保健師等が訪問する際に配布する。学童期編は小学校入学前の就学時健診時に学校と通して年長児に配布する。
同団体代表の岡島敦子さんは「育児に大変な時ほど、頼る場が見つからず孤立を深めがち。ガイドブックはそんな方の子育てを応援したいという思いがたくさん詰まっている。一人で抱え込まず、どこかにつながってほしい」と話す。
冊子を必要とする保護者は学校教育課またはこども課、児童家庭課まで。資料として必要な場合は子育て応援ネット(岡島さん、TEL 090-4948-4797)まで。