あしかがアートクロスのプログラム「あしかが観音めぐり」が4月6日、足利市内で開催された。
主催は、7年前に同市で「三十三間堂プロジェクト@ASHIKAGA足利まちなか遊学館」と題して開催したこともある、アーティストのTETTAさん。「今回は個人の写真も撮らせてもらったが、外を巡っている様子も撮影する予定。このプログラムで観音菩薩が延べ1709体。2020年に2000人を目指している」とTETTA さん。
当日は、足利市立美術館でTETTAさんの観音メーク講座から始まり、子どもや男性は初めてのメークに悪戦苦闘した。参加者たちは「悪魔みたいになってる」「先生がやるのと違う」などと話しながら観音メークを楽しんでいた。観音さまの格好をした参加者23人が市内の名所を散策した。
今回の企画について、同市在住・発案者の岩崎美之さんは「垣根が低く、幅広い世代で楽しんでもらえる体験」と話す。
市外から参加した奥村幸夫さんは「フェイスブックで知った。自分じゃない自分になれて面白い。初めて参加したが、またこういった非現実的なイベントがあったら参加したい」と話す。