「第3回足利市立図書館まつり」が2月17日、足利市立図書館(足利市有楽町)で開催された。主催は足利市教育委員会、足利市立図書館協議会。
同イベントは、2016年、栃木県立足利図書館が足利に移管され足利市立図書館になったことをきっかけに、図書館の役割と機能を広く市民に理解してもらうことを目的に開催されるようになった。毎年「来て!見て!発見!図書館で!」をサブタイトルにしている。
足利短期大学付属高等学校聖歌隊による合唱から始まった「開会のつどい」では「うちどくコメントコンクール」で入賞した親子24組が表彰式に参加。児童、生徒から選出された子どもたちがお薦めの本の魅力を紹介する「ビブリオバトルin市立図書館」では、チャンプ本に選ばれた子どもに表彰が行われた。普段図書館で定期的にイベントを行っている団体が協力し、各部屋を盛り上げた。絵本、紙芝居の読み聞かせや足利の昔話、赤ちゃんのふれあい遊びなど、幅広い年代が参加する姿が見られた。
同施設の田村勇さんは「今まで来たことのない人にもこの機会に図書館に来ていただき、読み聞せなど行っているということを知っていただける。今年も多くの人に足を運んでもらえた」と話す。