「令和7年足利市二十歳を祝う会」が1月12日、足利市民プラザ(足利市朝倉町)のほか市内各地区の公民館や中学校など9会場で行われた。
2022年4月施行の民法改正による成人年齢の引き下げに伴い「成人式」から「足利市二十歳を祝う会」に名称を変更してから3回目の開催。今年は2004(平成16)年4月2日から2005(平成17)年4月1日に生まれた対象者1293人のうち1014人が参加した。
協和中学校(百頭町)の会場に出席した早川尚秀足利市長は祝辞で、「自分の可能性を信じ、どんな小さなことでもよいので、世のため人のためになることを見つけてほしい」と呼びかけた。
出席者代表の髙沢碧(高ははしごだか)さんは「目まぐるしく変化する社会の中で、自分を見失わず、自分の足で立ち、歩んでいかなければならない。喜びも悲しみも、周りの人たちと分け合いながら、少しずつでも前に進む勇気を持ちたい」と決意を述べた。