「第108回足利花火大会」が8月3日、足利市内を流れる渡良瀬川河川敷で開催された。
1903(明治36)年に始まった同大会は、今年で創始121年を迎えた。例年8月の第1土曜に開催しており、毎年県内外から多くの観覧客が訪れる。
市内では、前日の17時ごろから場所取りをする人の姿も。当日も午前中の早い時間帯から、家族連れなどの来場者らが会場へ向かう姿が見られた。
来場者は主催者発表で約45万人。19時20分ごろに打ち上げが始まると、観覧席からは大きな拍手と歓声が上がった。打ち上げ花火、大玉花火、ワイドスターマイン、大ナイアガラなど総数約2万発の打ち上げ花火が夜空を彩った。
市内在住の中学1年の女子生徒は「友達と来た。友情も深まって、楽しい思い出ができた」、市内在住の高校1年の男子生徒は「一つ一つの花火に迫力があって、見応えがあった」と、それぞれ話していた。