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あしかがヌーボー第2弾 地元の食材を生かした「名草生姜の薬膳火鍋」

薮崎シェフと「名草生姜の薬膳火鍋」

薮崎シェフと「名草生姜の薬膳火鍋」

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 「あしかが輝き大使」の薮崎友宏さんが手掛ける食のブランド「あしかがヌーボー」から12月10日、新商品「名草生姜(なぐさしょうが)の薬膳火鍋」が発売される。

製造を手掛ける「ふ~でゅ~す」の吉田茂隆さん

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 薮崎さんは、レストラン「南青山 Essence(エッセンス)」(東京都港区)のオーナーシェフ。2019(平成31)年、足利市親善大使である「あしかが輝き大使」、翌年には「とちぎ未来大使」に任命され、栃木県や足利市の魅力発信を担う。今年、地産地消や食文化の普及の取り組みに尽力した料理人を表彰する「第12回農林水産省料理人顕彰制度『料理マスターズ』」ではシルバー賞を受賞した。

 同ブランドの第1弾商品は長谷川農場(足利市県町)の牛肉を使った「足利マール牛 肉まん」。昨年7月のブランド立ち上げから3カ月で3000個を販売した。

 薮崎さんが理事長を務めるNPO法人「全日本薬膳食医情報協会」は、地域の食材を生かす活動がミッションの一つ。今回、同市地域おこし協力隊の後藤芳枝さんをコーディーネーターに、名草地区でショウガ、トウガラシ、ウコンなどを生産している農家と協力。地元企業、「ココ・ファーム・ワイナリー」(田島町)のワイン、「シーラン」(問屋町)の「マグマ塩」、「ギャバン関東工場」(大月町)のスパイスなどを使い、11月初めに「名草生姜の薬膳火鍋」を完成させた。

 薮崎さんは「このスープは結構辛い。すき焼きのように生卵を付けるとマイルドになるので試してほしい。足利の素材、国産の素材を多く使いたいという気持ちと、コストのバランスを考えるのに苦労した」と話す。ショウガは一般的な薬膳鍋の3~5倍の量が使われているという。

 パッケージのデザインやブランディングは第1弾と同じく、同市出身のアートディレクター、玉村浩一さんが担当。玉村さんは「辛みと、名草の手作りショウガのクラフト感をイメージした。炎のあしらいは、前回と同じく市内のデザイナー惣田紗希さんによるもの。刺激だけでなく温もりを感じるデザインになったのでは」と説明する。

 価格は1パック2人前355グラム1,320円。12月10日から「ふ~でゅ~す」(昌平町)の店頭とオンラインで販売。同市ふるさと納税の返礼品として登録予定。

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