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足利学校で小学生の「論語かるた大会」 新型コロナで2年ぶりに

高学年の部、決勝戦の様子

高学年の部、決勝戦の様子

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 「第10回 論語かるた大会」が11月27日、足利学校(足利市昌平町)方丈で行われた。主催は足利商工会議所(通3)。

低学年入賞者

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 日本最古の学校とされる「足利学校」がある足利市では、孔子が説いた「論語」を市内小中学校の授業に採り入れている。同大会は、小学生への論語の普及と地域交流を目的に2011(平成23)年、同会議所が初めて開催。昨年は新型コロナの影響で中止。今年は2年ぶりの開催となった。

 当日は、午前に低学年の部を、午後に高学年の部を、それぞれ行い、市内の小学生児童35人が参加。感染症対策として1グループの人数が通常より少ない3人以内に制限される中、41句の「論語かるた」で腕を競い合った。

 低学年の部の優勝は山前小3年、細井菜々美さん。準優勝はけやき小3年、澁澤奏奈さん。3位は御厨小3年須長希実さん。高学年の部は、東山小6年新部智生さんが優勝。山辺小6年吉田圭伸さんが準優勝。北郷小5年影山美郁(みいく)さんが3位に輝いた。

 参加した児童からは、「昨年はコロナで中止だったので楽しみにしていた」「今年は少し人数が少なかった。もっとたくさんの人数でできるとよい」「楽しかったので来年も出たい」という声が聞かれた。

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