市内の歴史的文化財をライトアップするイベント「足利灯(あか)り物語2025」が現在、足利市の中心市街地で開催されている。
国宝の鑁阿寺(ばんなじ、足利市家富町)、日本遺産の史跡足利学校(昌平町)、「日本夜景遺産」認定の足利織姫神社(西宮町)のほか、今回は北仲通りが新たなエリアとして加わった。
昨年に続き、あしかがフラワーパーク(迫間町)が史跡足利学校の花ちょうず、和傘、竹明かりの展示を監修。市指定文化財の物外軒(通6)は、11月15日・16日・22日・23日に夜間公開し、22日・23日にライトアップする。
最初の週末となった11月1日、市内外から多くの観覧者が訪れた。家族で訪れた市内在住の女子中学生は「ライトアップはとてもきれいで、食べ歩きしながら楽しめるので来て良かった」と話していた。
点灯時間は16時30分~20時(足利織姫神社は16時30分~22時)。史跡足利学校のみ有料(中学生以下無料)で、観覧チケットの「足利灯り物語券」(700円)は300円の商品券付き。太平記館(伊勢町)、足利学校で販売する。11月16日まで。