「足利っ子 わいわいフェスタ19」が11月3日、「足利市民プラザ」(足利市朝倉町)で行われた。
今年で19回目を迎えた同イベントは、子どもの基本的人権を国際的に保障する「子どもの権利条約」の精神にのっとり、「子どもが主役」をテーマに掲げる文化祭。毎年11月3日に開催し、子どもたちは模擬店の企画・運営のほか、働いて報酬を得る仕事の体験ができる。
今回は、市内の学童クラブ関係者などで運営する飲食模擬店8店に加え、子どもが店員を務める「こどもマーケット」46店が出店し、会場は多くの親子連れでにぎわった。看板を手に店の宣伝をする子どもや、仕事体験を楽しむ子どもの姿も多く見られた。会場内の「こどもステージ」では、子どもたちがダンスや和太鼓、八木節、一輪車などのパフォーマンスを披露し、多くの拍手が送られた。
こどもマーケットに出店した小学5年の女子児童は「働くのが楽しかった」と話し、保護者は「毎年子どもが楽しみにしている。学年が上がるごとにできることも増えて、子どもの成長を感じる」とほほ笑んだ。